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楽に楽しく生きれたら幸せ

近況

先輩上司の屍を超えて勝ち取った有給の午後、一人吉祥寺を意味もなく歩いた。こんなに気楽な平日を過ごすのは、休講日でアルバイトもない学生の頃以来、久しくなかったように思える。実に気楽でよろしい。

人通りのまばらな水曜午後の商店街をぼんやりと歩いていると、今頃仕事でヒイヒイ嘆いている職場の様子が思い浮かばれる。悪いことをしたなあと一瞬反省したけれど、当然の権利を行使しただけだと自己正当化じみた論理で反省を消し去った。そもそも切迫しなきゃいけないような業務体系に無理がある、断じて悪いことはしていないぞ!

唐突ではあるが、己の欲するがままに突き進んだ24年間の人生に悔いはない。好奇心の赴くがままに進むことができたし、自分の知らない世界を垣間見ることもできた。ただ、もう少し寛容な生き方もできたのかもしれない。所謂人生の夏休みと言われる学生生活、人との関わり方を学ぶ機会はそこら中に散りばめられていた。失敗を恐れず、自分を晒け出して人の輪の中に入る行動力があれば、24歳の今はもう少し気楽に過ごせただろう。こうやって書いてしまうあたり、悔いはないとはいいつつも、やはり心のどこかに悔いが残っているようだ。今の自分が知るべき言葉は、「妥協」と「愛嬌」。社会人になって視力は落ちていく一方だけれど、深呼吸して見渡すくらいのことはできそうだ。

上司との衝突、呑気な先輩、切迫する評価業務、原因不明の腹痛と鼻炎と咳と頭痛、仕事から逃げるように駆け込む家系ラーメン、目前に迫る一人暮らし。懸案事項は挙げたらキリがないけど、楽しいことを思い浮かべつつ、「妥協」と「愛嬌」でなんとか乗り越えてみようと思う今日この頃である。

 

(吉祥寺東急前のドトールにて)